両足院の四季のお香 「冬」
両足院の四季のお香 「冬」
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両足院の四季のお香 「冬」

通常価格 ¥6,700 ¥0 単価 あたり
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両足院四季のお香 冬

素材:スウィートグラス+松の葉+庭石+茶室臨池亭

燃焼時間 1本約25分、40本入、6,700円(込)

 

・両足院の四季のお香とは

両足院の四季の要素を粉末にして練り込んだ特製の線香です。

 

世界中の香りを求め日々探求をつづけるサンガインセンス(京都・烏丸二条)の緻密な調合で、秋の空気にそぐう坐禅のための香りに練り上げました。自然物を乾燥させて粉末にしたものだけを丁寧に練って成型しています。防カビ剤、増粘剤を使っていませんので、高温多湿や強い衝撃は避けてください。エッセンシャルオイル不使用、プラスチックフリーです。 

 

・坐禅のタイマーとして

坐禅の回数は、一回二回ではなく、一炷二炷と数えます。「炷」は「線香一本」という意味。「一炷坐る」といえば、「線香一本が燃え尽きるまで坐る」ということを意味します。両足院の四季のお香は一炷25分。一炷坐るもよし、「今日は10分ぐらい」と半分に折って火を灯すのもよし

・松葉について

中国では、松は生命力の強い木とみられ、松葉は薬効が高く、中薬大辞典にその効能が多く記されています。日本でも松葉を民間薬として広く用いていました。明時代の『本草網目』には松葉の効能が記され、「松を服すると強壮になり、歯を固め、目や耳をよくし、瘡を治し、久しく服すれば身軽く、不老延年となる」とあります。また中国最古の薬物書『神農本草経』には「五臓を整え、久しく服すると身が軽くなり、年を取らず長生きできる」と記されています。

現在、松葉の効能が科学的に分析され、葉緑素、樹脂、酵素、鉄分、ビタミンK・A・Cなどが含まれていると発表されています。葉緑素は動物の血液中にあるヘモグロビン(血色素)と構造が似ていて、血液を作り浄化する作用があるとみられています。また傷を治す働きもあり、外傷の治療ばかりでなく、胃潰瘍や歯槽膿漏にも効果的とされています。

精油は松ヤニに多く含まれている成分で、この中に含まれている不飽和脂肪酸はコレステロールを除去します。またビタミンKは老化防止によく、Aは目や皮膚に、Cは貧血に対し優れた作用がみられています。鉄分が貧血予防によいのは周知の通りです。松葉の利用法として松葉茶・松葉酒・松葉風呂などが挙げられていますが、松葉煙の薬効は不明です。

 

授与所にてお授けしているお線香になります。

 

※梱包料を含んだ金額となっております。

※両足院オンラインお授け所の収益は手数料を除いて全て「両足院方丈襖絵プロジェクト」に使用させていただきます。